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KDCの銘柄分析 2017年版

KDC, キンド食品の銘柄分析 2017年版です。

KDCのHPにアクセスできるようになったので、追記しました。割としっかり考えているようです。

過去に、2010年に銘柄分析してます。その時の総合評価は、★★★でした。

以前は、食品以外に、本業以外の不動産や投資をしており、本業に集中してないところが
気になったところでした。
それでは、現在はどうでしょうか?


配当利回りが3.17%、PER105位程度です。 PERが異様に高いのは利益が減る見込みだからです。


早速チャートを見てみましょう。最近少し不調ですね。


KDC チャート 
 



1. 長期競争優位性を評価するために一貫した利益成長の有無の確認

結論: 2015年度以上、売り上げは急激に下げてます。但し、営業利益は10倍位になって、またさげてます。
やはり本業でない、投資部門にかなり左右されているのでしょうか。読みにくい企業です。 ★



売上高営業利益1株益
20124,285,797497,1472,082
20134,560,598618,6912,542
20144,952,662631,2612,295
20153,140,1246,675,69322,580
20162,238,7751,482,9105,714

単位百万VND


追加: 2017の2Qの発表資料を見ると、売り上げが180%位のびてます。

半年で売り上げが、2896751ありましたので、一年だと、5,800,000位になります。これは2014年よりも大きくなってます。

ここ三年の改革の成果がこれからでる感じです。

売り上げ、利益増加の一貫性はありませんでしたが、これからが期待します。★ひとつを撤回して、★★★★

とします。(今後の好ましそうな見込みを含む)



2. 長期競争優位性の確認のため総負債の対純利益比率の確認

5倍以内が望ましいです。(小さいほど良い値です)


結論:  ★★★★


負債比率は、すべて5倍以内で適切です。利益のあがる年にはかなり小さな値となってます。



税引き後利益負債比率
201235742914693304.1
201349279214950303.0
201453712415881852.96
2015526968213585360.3
2016118388326433502.2
単位百万VND



3. 長期競争優位性確認のための粗利益の売上比率


粗利益は、売上から売上原価を引いたものであり、売上に対する比率が高いほど稼げる会社となっています。これは、売上に対するコストがかからない構造であることを逆に示します。粗利益率は、コカコーラ、マイクロソフト等60%以上の高い比率です。ガイドラインとしては最低30%以上が優良と考えます。50%以上ならとても優良です。


結論: 30%以上ですが、低下傾向です。 ★★★




売上高粗利益粗利益率
20124,285,797186904543
20134,560,598197611343
20144,952,662214583243
20153,140,124117544737
20162,238,77587424239

単位百万VND


補足: 2017の前半半年では、22%まで下がってます。粗利益の額は増えてますが、それよりも売り上げが急激に伸びた

ためです。




4. 業務内容は理解できるか? 

サイトを見ました。アイザワ証券のURLはまちがっているのではないでしょうか??
アクセスできません。レスが帰ってきません。やっと帰ってたら、ヘンなサイトです。
以前調べたURLではアクセスできました。

http://www.kinhdo.vn/

WEBサイトは、前回は見やすかった印象ですが、今回みてもAnnual Reportがなかなか
みつかりません。

このサイトのIRの箇所にある、と説明があるのですが、IRのページが見つかりません。


サイトに問い合わせできるところがありましたので、その旨メールしました。

前回もメールして返ってこなかったので、今回はどうでしょうか?

開示の姿勢が気になります。


以下追記です。

メールは返答なかったですが、HPは見れるようになったので、しかも英語だったのでチェックしました。

売り上げが2014年以降落ちた理由ですが、他の会社に業務を譲渡したためです。

Mondelēz Internationalに譲渡です。

譲渡した上で自分達は、もっと大きな飲食品を狙うとのことです。

なかなか積極的な説明が記述されてます。

でも売り上げの大幅な下落はやはり気になります。たぶん譲渡したためでしょう。

ですので、大量の利益が2015年に計上されています。

さて、2016年のAnnual Reportを見てみます。

2016年で、ブランドの譲渡を含めた変遷は終了したといってます。

食品のコングロマリットになるということです。過去にやっていた不動産投資についての話はないので、本業に

集中・回帰したようです。いい傾向です。

売り上げ増も当然、狙っていくとのことです。

2016年は、計画に対して
24.3%実績が上だったとのことです。

2017年の2Qによると、他の企業をふたつばかり株を大量購入しています。

選択と集中をしています。 このように、積極的なAnnual Reportを見たことはありません。

かなり期待できます。

PERは100位の予想でしたが、利益が3倍近く伸びることを考えると、30代になります。これでも割高な

気がしますが、成長が早いと、正当化できる範囲です。


ビジネスとしては、ふたつ、Fozen food(Ice cream)とChilled(Package、Oilやマーガリン、バックの食べ物)を扱っていくようです。

Ice Creamは、36.7%の成長だったとのことです。(2016)


OILも扱ってます。(食用油)  ベトナム市場で30%を押さえたとのことです。

冷蔵庫がこれから増えていくので、この市場を支配していきたいそうです。

もう、不動産の話は一切ふれてません。

さて、輸出をしているようですが、その意気込みはどうか?

国際展開も狙っており、M&Aをしかけるとのことです。


ただ、現状は、輸出については、VNMやTLGほど具体化してはいません。



結論: これから伸びるであろう食品に絞るよう変革しており、わかりやすい。★★★★




5. 経営者の評価


ARの暴騰の記述を見ただけで、経営者が優秀なことがわかります。

ここまでの改革を先読みしてできるとは....なかなかすごいです。

チェアマンの TRAN KIM TANは、ベトナムの他の大手企業の役員も勤めているとのことです。

役員にはイギリスの大学院を出た人とか外国大学出の人も少しですがいます。

CEOは、Mr. TRAN LE NGYENさんです。

変革していく姿勢は大変評価できます。

あとは、売り上げに対するコストを抑えられるか、粗利益率を下げられるかが着目するポイントです。






結論: 変革姿勢が大変評価できる。★★★★




6. 総合評価

★★でしたが、★★★★

に変更です。

輸出までは成果出てませんが、この変革に対してはとても評価できます。これからも

売り上げは増えるでしょう。ヨーグルトやアイスなど、ビナミルクとは競合するとは思いますが、

伸びが期待できます。




食品という本業にかなり真剣に集中していることがわかったので評価があがりました。


PERは現状高いですが、売り上げ増、利益増がこれから本格上昇になりそうなので、この数年の不調は逆に

買い時かと思います。

めったにARを見て気に入る企業はありませんが、この企業は気に入りましたので、想定外にベトナム株がひとつ

増えることになりましたが、買いを入れることにしました。



ビナミルクの資金枠で買うこととしました。





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Re: タイトルなし

> KDCのPERですが、6.01になっているみたいですが、間違いだったらすいません。
>
> 以前、GDTの分析をされていますが、購入の方は、されたのでしょうか?木工の会社で、日本のニトリなどに輸出しているみたいなのですが、見送った理由が、あれば教えて頂けると助かります。

KDCのPERは、見るサイトによって異なると思います。どの時点の利益で計算しているのか、予想PERか実績PERかでも違ってきます。
私が確認したのは、取引で使っているたしかアイザワ証券でした。

今ログインして調べましたが、予想PERカがやはり106.07になってます。ちなみに18年の予想でも、グラフからは70位ですね。

ただ、ベトナム語のサイトを見ると確かに6倍台ですね.....

会社のHPで2Qまでを見ると、株数が約2億5600万株、半期の純利益が、399,583なので、二倍すると、799166百万ドン
そうすると、一株益は、3122ドン、 2017予想PER = 41050/3122 = 13.14

この計算では、PERは、13.14ですね。計算まちがえしてなければ、

数値がすべてばらばらなので、評価しにくいですね。  PER予想100も高すぎだし、6というのも低すぎる気がします。

GDTですが、過去に割りといい評価してました。★★★でした。買ってはいません。
特にネガティブな理由は思いつきませんが、どうしてもというポジティブな理由もなかったようです。
これは、再評価しても良い銘柄だったのにしてませんでした。見落としかもしれません。

再評価しましょうか?

Re: タイトルなし

> 予想PER100を超えていました。
> 申し訳ないです。

前のコメントで回答しました。PERはサイトによりばらばらのようです。

ご丁寧なコメントありがとうございます。
何を基準にするかでだいぶPERは、変わるのですね。計算方法わかりやすく説明して頂き感謝いたします。

GDTですが、以前評価された時から、数倍に株価は、上がっているみたいです。財務諸表見ており、もしかしたら、ブログに評価されていないかなと拝見させて頂きました。
もし御時間を頂けるのであれば、どのように評価をされるのかお伺いしたいです。

ベトナム市場で、流動性がない銘柄みたいですので不安は、あります。

Re: タイトルなし

分析しました。
あまりによさそうな銘柄なので、早速買いを入れました。でも3度位に分けて買うつもりです。

いい情報ありがとうございました...


> ご丁寧なコメントありがとうございます。
> 何を基準にするかでだいぶPERは、変わるのですね。計算方法わかりやすく説明して頂き感謝いたします。
>
> GDTですが、以前評価された時から、数倍に株価は、上がっているみたいです。財務諸表見ており、もしかしたら、ブログに評価されていないかなと拝見させて頂きました。
> もし御時間を頂けるのであれば、どのように評価をされるのかお伺いしたいです。
>
> ベトナム市場で、流動性がない銘柄みたいですので不安は、あります。
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バフェット流銘柄分析家

Author:バフェット流銘柄分析家
各種投資を20年程度実施しましたが、バフェットの投資方法が最良と考え、その視点で銘柄分析を行って紹介していきます。
注:本情報をもとにした投資の責任は一切追いません。

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