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ビナミルク買い増し

 設定したポートフォリオにするために、ビナミルクを100万程度買い増しました。



これで以下のポートフォリオになります。


まだTLGは買ってないですが、現在の株価チャートによると、TLGも高値ですが、踊り場になっています。

SKG 200万とTLG135万購入予定です。



ビナミルク買い増し

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SKG値下がりの評価

 SKGの値下がりについて改めて評価します。

7月に2ND QUATERの発表があり、売り上げは伸びてますが、コストがかかったため、利益が下がってきてます。

現状は下げ止まって小反発しています。


SKGdrop.jpg 

具体的には、

          2017 2Q      2016   2Q
売り上げ         116,654        102,839
税引き後利益        61,573            64,878
単位: 百万VDN

売り上げが伸びましたが、利益が減っています。
その原因ですが、
   Selling ExpenceとAdministration Expenses が大きくなっています。

営業活動を増やしたのでしょうか? あるいは人員を増やしたのでしょうか?
競合はいないので、競合対策のための経費増ではなさそうです。

ただ、粗利益は減らずに増えてます。

増え続けなければあまり問題ではないかもしれません。


それから7/24に以下の発表をしています。



SKG: Board resolution on investment projects

Superdong Fast Ferry Kien Giang JSC announced the Board resolution dated July 19, 2017 as follows:

1) The Board of Directors approved the policy on the investment in the fast ferry project for Phan Thiet – Phu Quoc Route:

- Time of exploitation: in 2018

2) The Board of Directors approved the investment in the ferry project for Ha Tien – Phu Quoc Route:

- Operating time: estimated in Quarter I or Quarter II.2018 



既存路線を増やす以外に、新規路線も作るようです。HP上に載ってない路線名があります。

これは、多少は想定していたGood Newsです。路線に船を増やすと、そのまま売り上げ増と利益も増えます。


現状、チャート的に値段を下げて底打ち、いいニュースも出てきましたので、追加注文をいれます。

SKGはすでに予定分買ってましたが他の分を100~200まわして投入します。



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ポートフォリオ見直し

 
SKGですが、これも株価が下がってますが、7月に2ND QUATERの発表があり、売り上げは伸びてますが、コストがかかったため、利益が下がってきてます。

このため値を下げています。

これについて買い場とみるか判断が必要です。


今後検討していきます。



なお、北朝鮮関連は、ベトナム株には影響少ないと考えられるため、値が下がったところでは買い増しを考えています。






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APCの銘柄分析

 APC アンプ照射

の銘柄分析です。

殺菌のための照射サービスの会社です。めずらしい業態だと思います。

配当利回りが0%、PER12程度です。

早速チャートを見てみましょう。


APCchart.jpg 


おおっ、最近急激な上昇ですね。これはHolderはうれしいですね。
これだけ上昇してていもPERが12倍程度というのは割安ですね。
では、ひとつずつ分析してみます。






1. 長期競争優位性を評価するために一貫した利益成長の有無の確認

結論: 2012年度以上、営業利益ののびはすばらしいですが、2012年から2013年にかけて売り上げが約10%も落ちています。この落ち込みは気がかりです。 ★★★



売上高営業利益1株益
2012100,96217,1591,132
201391,66519,2781,359
201497,73731,3252,159
2015101,86136,4772,240
2016110,43050,9823,222

単位百万VND




2. 長期競争優位性の確認のため総負債の対純利益比率の確認

5倍以内が望ましいです。(小さいほど良い値です)


結論:  ★★★★★


負債比率は、一貫して低下しており、0.66倍まで落ちていますので、すぐ借金は返せるレベルです。


税引き後利益負債比率
201212954955457.4
201315557648864.2
201424998499322.0
201527296427701.6
201641373272640.66
単位百万VND



3. 長期競争優位性確認のための粗利益の売上比率


粗利益は、売上から売上原価を引いたものであり、売上に対する比率が高いほど稼げる会社となっています。これは、売上に対するコストがかからない構造であることを逆に示します。粗利益率は、コカコーラ、マイクロソフト等60%以上の高い比率です。ガイドラインとしては最低30%以上が優良と考えます。50%以上ならとても優良です。


結論: 50%以上でどんどんと高くなっています。すばらしい値です。 ★★★★


売上高粗利益粗利益率%
2012100,9624641846
201391,6654275347
201497,7375060452
2015101,8615400253
2016110,4306208056

単位百万VND




4. 業務内容は理解できるか? 

Annual reportの英語版はありません。また、ベトナム語版を見ても、作りが雑なのが気になります。

内容としては、照射機の他には、冷蔵庫、予約サービス、シーフード等の取引などいずれも食品関係を扱っているのでわりとわかりやすいです。照射機でなぜ需要が広がるのかが、少し不明です。
でもこの照射の技術が米国に認定されて輸出に貢献しているとのことです。


結論: ★★★★




5. 経営者の評価

名前しか出てません。もう少しDISCLOSEしてもらわないと...


結論: ★★★




6. 総合評価

★★★~★★★★です。


近年の経営数値が良いですが、やはり2013年に売り上げががくっと下がってますが、この理由が不明です。
同じことがおきないでしょうか。
他の経営数値はすばらしいの一言です。

気になるのはANNUAL REPORTが雑なことと、経営陣の紹介がないところです。

このあたりの疑問が明確なら★4つです。

輸出もしているので、今後の伸びは期待できそうです。PERから見ても割安です。


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ACBの銘柄分析

昨日はVCBの分析をしました。

その中でACBの利益も結構良く、PEGはVCBよりよかったため、追加調査することにしました。

銘柄分析の方法は、今までの銀行株と同様な分析をします。

ただし、特にVCBとの比較を意識します。どちらが有望か見極めるためです。

ACBのサイトは英語版もあり、Annual Reportも英語であります。



1. 経営陣がすぐれているか

Chairmanは割と若そうな方です。米国の大学出身です。

 Golden Gate Universityという大学です。サンフランシスコの大学です。

CEOはいないですね。

Vice chairmanにはイギリス人、それから、あー、ドミニクシルバンというイギリス人がここにも、..彼は確かビナミルクの過去の役員でファンド会社の人でした。ドミニクもベトナム企業が好きですね。奥さんはベトナム人でしょうか。

あとはハーバードのMBAの女性役員、ハワイ大学のMBAの人、スイスのMBAの人などです。


経営陣は、他の銀行、例えばcitibankの出身等の人はいません。しかし、学歴や西洋人を二人入れていることを考えると、能力の高そうなメンバです。

Chairmanは、Annual Reportの冒頭の中で、マネージャやスタッフの協力をねぎらってます。ベトナム企業は従業員を大切にしているようですね。

例えば、視聴率の低迷している、日本のフジテレビにそんなところはありません....


Annual Reportを見ていたら、Core KPI(Key Performance Indicator)というのが設定されてました。

これは、プロジェクトマネジメントでいう、バランススコアマネジメントからくる手法です。

最初の項目が、Customer satisfactionだと....うん、なかなか進んだマネジメントですね。

日本の銀行で顧客満足度の調査を受けたことはあるでしょうか?

まずないですよね。 でも私が企業の時には、自分からも顧客に評価してもらいましたし、関係会社は私に評価を依頼しました。

このマネジメントはやはり経営チームが最新のマネジメントスキルをもっているからできるのではと考えます。

この項目をベトナム企業で見るのは初めてです。



総合評価: ★★★★

です。 西洋人も入っており、欧米の大学、大学院を出ているものも多く、プロジェクトマネジメントも進んでます。なかなか印象はいいです。なんとなん投資してもいいような気がここだけ調べても思います....




2. 財務指標は優れているか

銀行業で、財務の指標の何を見るか今回検討しました。以下の5つの指標で評価します。


1) 経常収益率=経常利益÷経常収益

 (今までは営業利益といってましたが、銀行業界では営業利益という言葉は使わないので、経常利益にしています。

 英語のAnnual Reportを見ると、Operating profitとかいっているのでまた紛らわしいですが....)

  日本で一番よさそうなのはセブン銀行で、35.7%(H21と古いですが)、三井住友で14.2%です。(H21)

 HDFCは、41%です。

 ウェルズファーゴ(WFC)は、36%です。

  VCBは、23%です。 (再計算しました)

  ACBですが、10%です。

   VCBの方が良いですね。





  


2) ROE
    HDFCは18%です。
 ウェルズファーゴで12%です。
 VCBは、13-15%です。

 ACBは、7.68%です。

 ここも、VCBには負けています。





3) 自己資本比率

   HDFCは、約10%です。
   WFCも約10%です。
   VCBは、6%です。
    ACBは、6%です。   VCBと同じです。



4)  5年EPS成長率です。

    HDFCは120%です。

    WFCは、18%です。

  VCBは、49%です。

     ACBは114%です。

利益の伸びは、ACBはなかなか良いです。
 
今後期待できる感じです。

EIBとSTBは利益がかなり低迷しており、ACBの利益は同様に右肩あがりですが、経営数値は、この4銀行の中でVCBが一番確実な伸びがあります。

ACBは、利益の伸びは良いのですが、経常収益にかなりのデコボコがあります。



WFCのPERは、14程度。VCBは、約20。


HDFCは期待が高いだけ、PER49。

ACBは、14.80です。




PEGで計算します。

  VCB      20/10.5=  1.9
  WFC     14/ 4.3= 3.25
  HDFC   49/22 = 2.23
  ACB         14.8/21 =  0.7

PEGでみると、1以下が良く、ピータリンチの指標でも1.8未満が許容可能範囲なので、ACBだけが合格です。

これらの銘柄は、

投資対象外となってしまいます。
WFCはバフェットの銘柄なのに不思議な感じはします。でも、利益成長をこの5年あまりしていませんね。


2012年から2013年の経常収益の落ち込みが激しかったので、ここだけ2013年のARで確認します。

本業で落ち込んでいるか否かがポイントです。

収益でみると、メインの収入になる「net interest income}が2013年に大きく落ち込んでいます。


6871 -> 4386  billion VNDです。


このまわりの記述にその原因が一切記載されておりません。うーん、言及が必要です。

2011年から2012年にかけては、預金量が大きく減っています。

281019->176308 NDD billion

ARによると、不良債権の処理を行ったための模様です。



でも、やっぱり、net interest incomeが減った原因が詳しく説明されておらず、その対策もわからないので、Annual Reportから見て情報開示が不十分との認識です。



総合評価 ★★★
です。 PEGから見ると割安で、利益成長もしています。でも経常収益の落ち込みがかなり気になります。



3.総合評価

★★ です。


理由は、

   1) 経営数値のうち、経常収益の落ち込みがVCBと比べ悪い。
   2) その原因がARに記述されておらず、対策もわからない。経営陣は良さそうだが、経営の実態としては、不安定で長期的
競争優位を感じない。


ACB、気になりましたので、分析しましたが、VCBの方に軍配が上がっています。





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バフェット流銘柄分析家

Author:バフェット流銘柄分析家
各種投資を20年程度実施しましたが、バフェットの投資方法が最良と考え、その視点で銘柄分析を行って紹介していきます。
注:本情報をもとにした投資の責任は一切追いません。

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